アメリカネナシカズラ(寄生植物)
晴れると日射しがまだ暑い10月のたんぼ道。稲刈り前にきれいに除草された農道や畦すじにも、稲刈り後に伸びてきた二番穂の緑と共に、
秋の雑草が勢いよく伸びはじめています。
イヌタデ(赤まんま)が開けた地面にのびのびと茎をのばしています。
その近くの田んぼ農道際に、黄色い紐の塊がありました。アメリカネナシカズラです。
やはり夏の雑草が刈り取られてすっきりした畦ぞいに、元気よく生えてきた秋の雑草センダングサ(白花センダングサ)に寄生して、
その”育ち盛りの”豊富な栄養をいっぱい横取りし、これでもか!というほど繁殖して、びっしりと花をつけていました。
いつもながら見た目の印象は異様で、薄気味悪ささえ感じます。
なお、この寄生植物ネナシカズラに寄生して虫こぶを作る昆虫がいますが、今回はその「虫こぶ」は見当たりませんでした。”上前をはねる”、というやからですが。
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