ウスミドリナミシャク、フタトガリコヤガ幼虫、セスジスズメ幼虫、ナカグロクチバ幼虫、ヨモギエダシャク幼虫とノアサガオの結実
明け方の外気温が15℃を下回るようになった昨今、玄関先に貼り付いていたガと、うろうろと歩き回っている、(気持ち悪い)おなじみのガの幼虫です。
晴れた日中はまだ十分暖かいからでしょう。
●ウスミドリナミシャク(シャクガ科):
玄関先に連日貼り付いていました。大きさ(開張)23~26mmの小型のガです。
幼虫はイヌマキにつきます。分布は本州、四国、九州。
●フタトガリコヤガ幼虫:
まだ元気に咲き続けているフヨウ(芙蓉)の葉を食い荒らす害虫です。見つけ次第駆除して来ましたが、まだ生き残っていました。
頭と尻はおかしなデザインです。
●セスジスズメ幼虫:
先端が白い尻尾(尾角)をタクトのように振りふり、住宅地の道路を横断していました。何処かの庭土に潜り込んで蛹になり、冬を越します。
●ナカグロクチバ:
草むらから這い出して移動中でした。触るとすぐに死んだ真似をするおかしな幼虫。しばらくすると”尺取り虫歩き”で逃げていきます。
●ヨモギエダシャク幼虫:
たんぼ道の金網フェンスに絡んではびこった野生種の「ノアサガオ」の花びらを食べていたようです。
なお、ノアサガオはまだまだ元気に青紫の花をたくさんつけています。
同様にフェンスに絡んでいた在来種のアサガオはもうすっかり花は終わって大量のタネをつけていますが、ノアサガオにはタネはほとんど出来ません。
ただ、皆無ということではなく、よく探すと見つかります。
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