伊豆の踊子歩道ウオーキング
感覚的には、ついこの前まで暑い暑いと言っていたような気がしますが、もう11月が終わります。
午後3時を過ぎると陽は大きく傾いて、遮るものは何も無い広い草原でも、何となく薄暗くなり始めたような感覚におそわれてしまいます。
先日(11/23)、”モミジが美しい晩秋の日帰りウオーキング”ということで予定していた天城路まで行ってきました。
川端康成の名作『伊豆の踊子』の舞台となった「天城街道」は”踊り子歩道”として整備されていて、伊豆の人気ハイキングコースになっています。
当日は3連休の初日でしたが、残念ながら全国的な雨模様と、さらに連休に付きものの高速道路大渋滞(往路)も重なって散々な目に遭いました。
現地での滞在時間が大幅に減少したため、コースも予定していた区間の約半分に短縮で切り上げとなってしまいました。日頃の心がけがよほど悪いのでしょうね。
記録メモです。
雨の中、雨具を着て、実際に歩いたのは「二階滝園地~寒天橋~旧天城トンネル~水生地~伊豆の踊子文学碑と川端康成のレリーフ~水生地下」まで。
雨が酷くなったため、ここからバスで道の駅「天城越え」まで。隣接する紅葉庭園を見学して帰路へ。
●伊豆の踊子ウオーキングマップ(一部)。そして滑沢渓谷沿いのコミネカエデ(落ち葉を押し花に)は真っ赤に紅葉してきれいでしたが、他の紅葉は今ひとつ。
●樹間に見えた”二階滝(ニカイダル)”と「天城越え」の歌に出てくる”寒天橋”のかかる渓流。
●”旧天城トンネル”入り口から出口へ。(石造りのトンネルとしては国内で最も長く、国の重要文化財に指定されています。)
●伊豆の踊子文学碑と川端康成のレリーフ。(康成にあやかりたいと触る人の手で、おでこがぴかぴか(雨に濡れて茶色っぽく見えますが)になっています。)
御利益は人それぞれでしょうね。)
●ここから水生地下バス停辺りまでは、雨にけむりながらも山側に、また多くは天城(本谷川)の清流沿いに、わさび田を垣間見ることが出来ました。良質のわさびが特産だそうです。
道の駅「天城越え」で食べたソフトクリームには、注文してから摺り下ろすという新鮮なわさびが添えてあり、混ぜながら食べるとおいしかったです。
ともあれ、雨中のハイキングを楽しめるようになれば本物ですが、にわかハイカーには無理なことでした。
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