ヒメバチの仲間、エビガラスズメ幼虫
(このページには気持ち悪いガの幼虫画像がありますのでお嫌いな方はご注意を。)
ヒメバチの仲間は、ガ(鱗翅目)の幼虫など寄生する寄生バチがほとんどで、日本では約1400種が記載されていて、似たものが多く、同定は難しいそうです。
以下は初夏に撮っていて、不明のままにしていたヒメバチの仲間の画像と、11月中旬、道端に出ていたヒメバチの仲間を、素人が“絵合わせ”で名前を無理やりつけてみたもので、真偽のほどは不明です。
●サキマダラヒメバチ(ヒメバチ科):
初夏、アブラムシの駆除をしていた庭に2匹一緒にやって来ました。そのまま殺虫剤をスプレーしてしまいましたが後の祭り、すぐに飛んで逃げると思ったのですが、パタリと落ちてしまいました。
後で1枚撮った写真から、体長は22mmほどあり比較的大型で、顔が白いこと、その他の体の白斑パターンや、触覚の中程に白斑がないことなどの“絵合わせ”から、サキマダラヒメバチとしましたが、情報不足で確かではありません。
●シロスジヒメバチ(ヒメバチ科):
11月中旬、道端にいました。体長約20mmで、腹部が長く、ヒメバチの仲間では大型です。写真1枚しかなく、無理がありますがこちらも”絵合わせ”で、シロスジヒメバチ(♀)と推定しました。
本種はオスとメスでかなり紋様が異なるそうで、一番目立つ違いは、触覚の中ほどに白紋があるのはメスで、オスにはありません。
カレハガ科やヤガ科など蛾の幼虫に卵を産み付ける寄生蜂類だそうです。
●エビガラスズメ幼虫(スズメガ科):
11月上旬、晴れた日に草原のあちらこちらで裸地を“驀進”していました。大きさ80mmほど。潜り込んで蛹になる土中や石の下の隙間などを探していたのでしょう。
草原にあるサッカーグランドにも居たようで、女子選手が枯れ草の茎先にぶら下げて、キャーキャーいいながら草むらに放り込んでいましたね。
うろうろしているとヒメバチの仲間に襲われるかも知れません。
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