ビロウドサシガメ
普段見かけることはまずありません。ちょうど舗装遊歩道を横切ろうとしているところでしたので目にとまったものです。
桜の古木などの樹上にいるヨコズナサシガメ同様、移動はそれほど早い動きではありませんので追っかけ写真に。
オスの触覚には毛が生えていますが、今回はピントが甘くてはっきりしませんでした。
やがて草むらに消えていきました。ごく普通にいるようで、別の日にも見かけましたが、目にするのはこのような裸地に出てきた時の偶然です。
ビロウドサシガメ(サシガメ科):
大きさ 11~14mm で、ビロードのような鈍い光沢のある翅を持つ黒色のサシガメ。頭部・胸部は光沢のある黒色で、腹部側縁はやや赤みがかった白色と黒色の縞模様。腹部と脚の一部は鮮やかな朱色をしています。
地表に棲み、草地や林縁の石の下、落ち葉の下、植物の根際などを歩き回りながら、小昆虫や多足類を捕らえて体液を吸っています。成虫で越冬します。
出現時期は4~11月、分布は本州、四国、九州。
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