ミコアイサ♀(冬鳥)とホシハジロ♀(冬鳥)
カイツブリ(留鳥)が居ついている調節池に、盛んに潜水を繰り返している少し様子の違う水鳥をみかけました。
鮮明な画像が撮れなくて確信できませんが、今まで観察したことがないミコアイサ(冬鳥)とホオジロガモ ホシハジロ(冬鳥)の♀ではないかと推測しました。
はじめに、他に鳥の姿がない池の遠方で、頻繁に潜水を繰り返している1羽のミコアイサ♀(らしい)の姿です。
その後しばらくしてから、はじめに潜水を繰り返していたところからずいぶん離れたところに浮き上がったミコアイサを再び見つけて追っかけをしていたところ、全く様子の違う鳥がすぐ近くで同じように潜水を繰り返すのが目に入りました。
2羽は近い距離で争う様子はなく、同時に潜水したり、
また交互に潜ったりしながら、しばらくのあいだ潜水を繰り返していました。
ミコアイサの近くで潜水していた水鳥は、手元の図鑑で頭部全体が栗色で、嘴の先端が黄色という解説記事から、”潜水ガモ”の仲間で、ホオジロガモ ホシハジロの♀ではないかと推測しましたが、こちらも鮮明な画像が撮れなくて不確かです。
おそらく両者とも移動の途中で一時的に立ち寄ったのでしょう。(観察日2012/12/24)
【参考メモ】:
ミコアイサ(神子秋沙)の雌は池の奥のほうに一羽でポツンと浮かんでいました。とても警戒心が強く、見つけると直ぐに遠くへ逃げていきます。
メスの羽は、目先は黒っぽく、頭部は赤味が強い茶色です。また、雄の夏羽はメスに似た色ですが、冬期(日本で見られる時期)には冬羽に換羽して大部分が純白になり、目の周囲が黒く、他にも後頭の冠の下、胸の2本線、肩羽、背、腰、尾などは黒く、通称”パンダガモ”とよばれてバードウオッチャーには大変人気の鳥です。
潜水が得意で魚類、貝類や甲殻類などを食べています。11月頃から越冬のため九州以北の湖沼、河川、海岸に冬鳥として飛来し、春に北の国へ帰る冬鳥で、地域によっては飛来数が少ないようです。
また潜水ガモと呼ばれる仲間には、キンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ、ホオジロガモなどがいます。
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