マメハンミョウ、ゴマフリドクガ幼虫、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ
●マメハンミョウ:
11月下旬に、マメハンミョウがまだうろうろしていました。もう年貢の納め時なのですが。
マメハンミョウ成虫は7~8月に姿を現します。そして農産物では特に豆類を食害する農業害虫になりますが、フィールドでは観察したかぎり、結構色々な雑草の葉も囓っています。
晩秋になると土中に産卵して成虫は命を終えます。
土中で孵化した幼虫は、同じように土中に産まれたイナゴやバッタの卵塊を食べて成長して、蛹化して(土中の蛹で)越冬します。
●ゴマフリドクガ幼虫:
こちらも11月下旬、遊歩道をうろうろ這っていました。このまま幼虫で越冬するので、暇つぶしに出てきたようです。
どちらも、素手で触ってはいけない要注意の”毒虫”です。
●イナゴ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ:
12月初旬になっても、少数の生き残りバッタ類がゆるゆると歩く姿が見つかります。
イナゴは、”すっかりしもやけ”していますが、まだそれなりの数が遊歩道に飛びだしてうろうろしています。
同時に、命の役割を完結して転がっているものも散見される時季です。
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