カラス、烏合
昨日(12/14)、当地の最低気温-2℃で、今季最低だったとのことでしたが、日中は晴れて風もなく比較的穏やかな一日でした。
午前中外出した田んぼ道で、広々とした農耕地上空の青い空に、今まで見ことのないほどおびただしいカラスの群れが飛び交っている光景に遭遇しました。
ムクドリの大群は見たことがありますが、これほどのカラス大群となると、ヒッチコックの”『鳥』”を思いだして、少し薄気味悪さも覚えてしまいました。
文字通り”烏合”で、方々から数十羽ずつぐらいの群れカラスが集まってくると、
上昇気流があったのでしょうか、あまり羽ばたくこともなく大きな渦のような旋回行動にはいりました。
しかしその行動には何らの統一も規律性も見られずバラバラではありましたが、見る間に空高くに登って行き、
そしてまた上空でバラバラと四方に散りながら下降していきました。近くにも飛んできましたが、
その一部は何となく電線に集合するという、これぞまさに、「烏合の衆」。
〈烏合:鳥の集まるように規律もなく統一もなくあつまること。(広辞苑)〉
ここに集まったのはやはり農地など開けた環境に生息する〈嘴は細く、ガァガァと濁声がやかましい〉ハシボソガラス・電線党グループでした。
おりしも地上の人間界では、目前に一大イベントが迫っています。間違ってもこんなことになってはいけないな、という想いが頭の隅をかすめたものでした。
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