早春の里山で(コウヤボウキ、ゴンズイ、ヤマウルシ、ヤママユ抜け殻)
春が待ち遠しかった里山の林縁で見かけたもの。
●コウヤボウキ:
冬の名残、綿毛の種はまだくっついていましたが、手で触れるとぱらぱらとほぐれ落ちて飛んで行きます。
●ゴンズイの冬芽と葉痕、維管束根:
冬芽は対生します。維管束痕はきれいに並び、目鼻だちのくっきりしたものになっています。防寒帽子を脱いで芽出しをするのもそう遠くはないことでしょう。
●ヤマウルシの冬芽と葉痕、維管束根:
ヤマウルシの冬芽は裸芽で、褐色の短毛が密生しています。側芽は小さく、球形状に突き出ています。
葉痕は、大きくハート型あるいは楯型で、維管束痕はたくさんあります。
●ヤママユ(ガ)の抜け殻:
ヤママユの抜け殻が林縁の斜面に道に落ちていました。
風雨に曝されて傷んでいますが黄緑色の繭です。蛾にはお目にかかったことはありません。
なお、ヤママユは自然に生息しているので「天蚕」と呼ばれています。
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