セツブンソウ(2013/3)
本日も午前中に20℃を越え、午後、庭で鉢植えのライラックを植え替えていた時には汗ばむくらいの陽気に。
軒下の温度計は25℃を越えていたようでした。
さて、昨日、スギ花粉が舞飛ぶ[節分草]自生地【星野の里(栃木県)】に”取材“に行った記録です。
毎年の繰り返しで新鮮味はありませんが、スギ花粉とともに春の到来を実感できました。
●スギ花粉飛散:
帰り際まで下ばかり向いて歩いていましたので、この時は気がつきませんでしたが、あとで写真を見ると、上の方にスギ花粉が飛んでいるのが写っていました。
マスクをしながらクシャミ連発の原因でした。
●セツブンソウ:
セツブンソウの花弁(実際は萼ですが)には、形状や枚数などのバリエーションが見られます。
白い花びらに見えるのは萼(ガク)です。そして花びらは、円形に並んだ黄色い雄しべのように見える、蜜槽/蜜腺と呼ばるもの。
その中心部に淡赤紫色の雌しべがあり、そのまわりを多数の青紫色の雄しべが取り巻いています。
下の写真で、真ん中の花では、雄しべの葯から白い花粉粒が飛びだしているものや、傘状に開いているものがあり、雌しべの頂部に花粉が付着しているようです。
ハナバチが貢献しているようです。
” 節分の頃に花が咲く“ということからの名前ですが、節分に咲くのはまれで、平年は2月中旬から咲きだし、3月上旬に見頃になるようです。
今年は咲きはじめは冬寒で咲きはじめは少し遅れたそうですが、このところの”異常な“暖かさで急速に開花が進んだようでした。
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