春の高山祭(2013.4.15)
平成25年4月15日(月)、春の高山祭「山王祭」を見学しました。
■春の高山祭「山王祭」:
※以下の記事は、高山市観光情報ページ(http://www.hida.jp/matsuri/#top)を参照しました。
「高山祭」は16世紀後半~17世紀が起源とされ、高山の人々に守り継がれてきた、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の総称です。
このうち、春の訪れを告げる「山王祭」は、旧高山城下町南半分の氏神様、日枝神社(山王様)の例祭です。
毎年4月14日・15日に、祭の舞台となる安川通りの南側・上町には、「山王祭」の屋台組の屋台12台が登場します。うち3台がからくり奉納を行うほか、祭行事では賑やかな伝統芸能も繰り広げられます。
※祭行事の見どころ
●からくり奉納:
お旅所前広場では、三番叟・石橋台・龍神台によるからくり奉納が披露されます。
3台とも熟練の綱方が幾本もの綱を操って人形を遠隔操作する大変高度な技術を要するもので、生きているかのような人形の繊細かつ大胆な演技に圧倒されます。
奉納は14日・15日とも午前と午後の1日2回、です。
15日午後、からくり奉納が始まる30分前の広場は既に人混みで埋め尽くされていて、近寄ることはおろか身動きも容易ではありませんでした。
遠くから双眼鏡代わりのデジカメ望遠で覗いて何とか撮影。
そのような状況下では、肝心の内容については残念ながらほとんど理解出来ず、 “昨日もスリの被害が発生しているので貴重品に注意、カバンやリュックなどは胸にしっかり抱えて”、と繰り返しのアナウンスばかりが耳に残りました。
●屋台曳き揃え:
飛騨の匠の技を伝える「山王祭」の屋台は、国の重要有形民俗文化財に指定されており、12台が勢揃い。
(神楽台・三番叟・石橋台・龍神台は、上述の通り、お旅所前広場に。)
他の屋台は(14日は川原町に、)15日は本町一丁目と、さんまち通りに曳き揃えられています。その一部を撮影。
●御巡幸(祭行列):
神輿を中心に、獅子舞や闘鶏楽(とうけいらく)、裃姿の警固など総勢数百名の大行列が町を巡ります。
(14日午後に日枝神社を出発し氏子の家々を巡った後、神輿はお旅所で一泊。)
15日午後、お旅所を出発し、日枝神社へ戻るところを一部ながらなんとか写真に。
「日本三大曳山祭」(日本三大美祭)は「京都祇園祭」、「秩父夜祭」、そしてこの「飛騨高山祭」だそうです。
”おどるあほうに みるあほう おなじあほなら おどらにゃ そんそん”のとおり、祭は見物するより、お祭りをやっている方がずっと楽しいに決まっています。
〈→後、名古屋宿へ(泊)、翌日、薄墨の葉桜など見学へ)
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