薄墨の”葉”桜と髙遠の桜(2013/4/16 続き)
●高遠城址公園の桜:
樹齢130年を越える老木のタカトオコヒガンザクラを含め、現在約1,500本の桜の樹で有名。
こちらはリアルタイム情報から総合的にはベストタイミングだったようです。
満開日と人出のピークは休日と重なった13~14日で、交通も渋滞し大変だったようですが、当日16日は散り始め初日ということでしたが、まだ見応えは十分。
混雑も多少は緩和されていたようです。
文学/詩歌の世界では、梶井基次郎:『桜の樹の下には屍体が埋まってゐる』、
そのあとに坂口安吾:『桜の森の満開の下』、いずれも短編小説。
特に夜陰の、見事な桜の木には何処か妖しいものが漂っている・・・
”散るさくら 残る桜も 散るさくら” (良寛):こちらの方がより現実的に、情緒的な日本人の心情に訴えるところがあるでしょうか。
途中、駒ヶ根PAからの中央アルプス遠望。曇り空に霞んでいました。
(完)
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