コガモ(2013/4)
他の冬鳥はすっかりいなくなりましたが、近くの池にはまだ少数ながらコガモがいます。
2月末~3月頃にはつがいを形成しています。
神経質で人の姿を見るとすぐに遠ざかり、また雌が少し遠くに離れると「ピリピリッ」と鳴いて、オロオロ探す雄です。
「クゥェックゥェッ」うるさいわねえ、と仕方なくやってくる雌。
『春、日照時間が長くなるにつれて視床下部から脳下垂体へ、そして生殖腺へとホルモンによって刺激が伝達され、生殖ホルモンが分泌されて(つがい形成など)繁殖活動への準備が始まる。これを合図に渡り衝動が起きる』と、手元の図鑑に解説されていました。
本日(10日)は黄砂が日本全国に飛来すると予測されています。
http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/#top
早めに北に還った方がいいのか、まだのんびりして居てもいいのか、余計なお節介はなしに・・・
コガモ:
冬鳥としてやってくるカモ類の中では一番小さいカモで、飛来は早く、当地(関東)では 10月には姿が見られ、また北に還るのは一番遅く、5月初旬頃までいるようです。
雄はなかなかの洒落もので、頭は栗色、目の周りから後頸にかけては暗緑色(光を受けて紫色から緑色と華麗に光ります)、体の側面に横の白線が入ります。下尾筒は黒く、両側に黄色い三角の斑がある。翼鏡は緑色です。
雌は全体に褐色で地味ですが、優しい顔つきです。雄と同様に緑色の翼鏡が見られます。雌雄ともに嘴と足は黒色です。
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