ネコノメソウそしてシマヘビ
ネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属):
山裾の水田が広がる平地、清流の小さな水路縁に群落を形成していたネコノメソウ。
黄緑の葉と、茎の頂部に集まってついた淡黄色の小花とのコントラストがきれいでした。
本種は、山地から平地の湿地などに生える多年草です。茎は横に伸びて節から根を出し、先端は立ち上がって高さ5~22cmになります。
葉は対生し、苞は黄緑色を帯びます。花茎の頂部に淡黄色で径2mmほどの小さな花が10数個集まります。
萼片は4個あり、淡黄緑色または淡黄色の長円形をしていて、花が咲く頃には直立して四角の箱のようになり、その中に花がありますが、花には花弁がありません。雄しべは4個あります。
花後の蒴果(さくか)は上部が裂けて多くの種子をのぞかせます。その様子が猫の目のように見えるのが名前の由来ですが、今回の観察ではまだ見つかりませんでした。
花期は4~5月。分布は日本各地。
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