冬鳥から夏鳥へ
★冬鳥
●ヒドリガモ:
3月下旬には、群れていた池から大半がいなくなりました。4月18日に少数が、また最終的に4月29日に移動の途中だったらしい少数のヒドリガモの姿を見たのが最後になりました。
すべて北へ帰っていったようです。
●ダイサギ:
当地では冬鳥ということのようです。もともと目にする数が少ないことと、夏鳥としてやってくるチュウサギとの見分けも難しい場合があったりします。
ダイサギだろうと写真を撮った最後は4月14日でした。
●ツグミ:
田植えの準備で水田に水が張られるようになった4月末には、田んぼからはすっかり姿を消しました。もう北に帰ったのだろうと思っていたところ、5/9、少し離れた畑地で、ホッピングしながら採餌しているのを目にしました。
まだ一部はうろうろしているようです。
●コサギ:
確認したのはゴールデンウイークの5/4、そして翌5/5を最後に、暮らしていた池から姿が消えました。例年とほぼ同じタイミングです。
★夏鳥
●コアジサシ:
4月中旬くらいにはじめて姿を見たと思います。
田植えが終わって”浅い水”をたたえた水田は、広くて見通しがきき、地上から近づくものは無く、安全上の心配がありません。
それで、”短足”のコアジサシには格好の”水浴び場”に、そしてコンクリート製の”畦”が休憩用ベンチに快適らしく、常時20羽ほどの群れが集まっています。
お腹がすくと、やかましい鳴き声を上げながら、すぐ近くの池に魚取りに飛んでいます。【撮影5/4】
●常連の「セッカ」*、そして大声の「オオヨシキリ」も元気よく飛び回っています。「チュウサギ」も田んぼに降りてカエルを捕食しています。
(*本州中部以南で留鳥とされていますが、足輪をつけて調査された結果「漂鳥」でもあるようです。当地では秋冬には移動するようで姿がありません。繁殖期になると草原にやって来ます。
●留鳥
一番多いのはカルガモ。カルガモも田植え直後の水田に採餌のため入り込んで歩き回り、早苗の根元を踏み荒らすので農家には嫌われます。
カワウは気まぐれにやって来て魚捕りをしています。またカワセミは年中飛んでいます。
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