ナガメ、コガタツチカメムシ、スカシヒメヘリカメムシ、クロウリハムシ、コメツキムシ
5月、身近な環境で見かけた、ありふれた昆虫です。
●ナガメ(カメムシ科):
名前の通り、菜の花(アブラナ科)に群がっている、普通に見られるカメムシです。
●コガタツチカメムシ(ツチカメムシ科):
庭先の地面を這っていました。大きさ6mmほどの艶光りする黒色で、見かけは寸詰まりのゴキブリのようで、肢もトゲトゲです。
撮りにくいアングルの地面をチョコチョコ這っていて、何回撮り直してもピンぼけになりました。
地表の落ち葉の下など物陰を歩き回っていてあまり人目につくことはありません。
分布は本州、四国、九州。
●スカシヒメヘリカメムシ(ヒメヘリカメムシ科):
ツメクサにとまっていました。絵合わせでスカシヒメヘリカメムシとしました。体長6mmほどのカメムシです。
草原や荒地、畑地、河原などでイネ科、マメ科、キク科などの植物の葉や茎から汁を吸っています。
翅は透明で、体色は個体によって黄褐色、褐色、赤褐色、黒褐色など変化に富んでいます。
●クロウリハムシ(ハムシ科)
庭に飛んできました。大きさ 6~7mmで頭部と胸は橙色、上翅と脚は黒いハムシです。
林縁、草原、畑地、また人家周辺などどこにでも見かけられる普通種。特にカラスウリ類の葉を好んで食べ、ダイズやシソなども食べます。
出現時期は4~9月、分布は本州、四国、九州。
●コメツキムシの仲間(コメツキムシ科):
林下に生えた雑草のイラクサの葉上にいました。やや大型で20mmほどでした。少しふれるとパチンと跳ねて地面に落ち、草むらに消えていきました。
全身黒色のコメツキムシの仲間ですが、名前は分かりませんでした。
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