ネコノメソウ(開眼!)
ネコノメソウについては過去何回か記事にしてきましたが、蒴果が開いて中の黒い種が名前のとおり「猫の目」に見立てられる状態で撮れたのははじめてです。
近くではまず目にすることがありませんので、なかなかジャスト・タイミングという機会がなかったのです。
本種は山野の湿地や谷間などに生える多年草で、分布は北海道、本州。花期は4~5月。
なお、ネコノメソウの仲間は種類や地域的な変化が多く、開花後の変化も大きいことから区別は難しいそうです。
●参考再掲:
今回とは全く別の地域で別の群落ですが、開花時期のネコノメソウです。蒴果が出来ていましたが、この時には割れた(開いた)ものは全く見つかりませんでした。
●今回、出かけた先の富士山すそ野の山地で見かけたもの。山地に生えていたので「ヤマネコノメソウ」かも?
蒴果が割れて、たくさんの黒く小さな粒状の種が見える群落がありました。
よく見ると、開いた蒴果の底に少ししか残っていないものや、たくさん残っているものと色々でした。
乾燥して強風が吹いたり雨粒が当たったりすると、小さな種は簡単にこぼれ落ちて散布されるだろうと想像されます。
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