アトボシハムシ
アトボシハムシ(ハムシ科):
晴れて夏日になった日中、薔薇の葉にとまって風に揺れていました。体長は5mmほどの小さなハムシの仲間です。
パンパンに膨らんだ大きなお腹の♀です。ただ休んでいるだけの様子でした。
(画像はクリックで拡大します。)
頭部・胸部はオレンジ色で、上翅はクリーム色の地色に3個の大きな黒紋(星)があります。
2個は翅の後寄りについています。それで後星ハムシと。
この紋様には個体差があるそうで、通常は3紋のものが多く、また前部中央の黒紋がなく、後よりの2紋だけの個体も普通に見られ、さらに全く無紋の個体もいるそうです。
成虫はクロウリハムシ同様に、アマチャヅル、カラスウリなどの葉を食べるそうです。
成虫で越冬します
出現時期は4~6月、分布は日本各地。
なおハムシの仲間には農作物を食害するものも多く、ウリハムシやイチゴハムシなどは、しばしば大量発生して被害をもたらす農業害虫です。
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