ハラヒシバッタ(ヒシバッタ)
ハラヒシバッタ(別名ヒシバッタ)(ヒシバッタ科):
地表にコケや藻類などが生える湿り気があり、適当な隠れ場所もある開けた草地などに、他の小昆虫と一緒に住んでいます。
せいぜい数平方メートルほどの地面で、腰を下ろして、移動しながら目についたものを順に撮ったもので、一応ぜんぶ別の個体(のつもり)です。
近寄るとぴょんと跳ねて視界から消えてどこに行ったか分かりませんので、撮影場所を移動して撮っても別個体という保証になりません。
雌雄の区別など、知識がないので分かりません。
パソコン画面で拡大してみて1枚だけ交尾中?らしきペアが写っているのに気がつきました。(4枚目)
それほど現場では見えにくいこともあります。
数年前、偶然に気づいて、初めて見た時はどんなにか珍しい昆虫と思ったのですが、実はどこにでも普通にいて、しかし、注意して見ないと背景色にとけ込んで気がつかないだけのバッタでした。
体長♂6~10mm、♀8~12mmと雌の方が大きく、ずんぐりした体型で、上から見ると菱形です。
翅は退化して小さく(長短の個体差があるそうですが)飛べません。代わりに強力な後脚で跳びはねます。
個体の色彩や背部の斑紋には顕著な変異がみられます。
食べ物は地表の 微小な藻類やコケ植物など。天敵は小型カマキリ類、徘徊性クモ類、造網性クモ類など。
成虫で越冬します。出現時期は3~11月、分布は日本各地。
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