ヤマトカギバ、フタオビヒメハナカミキリ、ダイミョウセセリ、不明のコハナバチ?の仲間
6月初め、筑波山の林地で歩きついでに撮った昆虫です。
●ヤマトカギバ(カギバガ科):
林縁の草地にいました。大きさ(開張)35mmほど。淡いベージュ色で、前翅の先端が尖り、前翅・後翅をつないだ2本の褐色線が特徴的なカギバガの仲間。
なお幼虫の餌樹葉は、コナラ、クヌギなど。
出現時期は4~9月 、分布は本州、四国、九州。
●フタオビヒメハナカミキリ(カミキリムシ科ハナカミキリ亜科):
林縁に咲いたガマズミの白い花に来ていました。大きさ5mmほどと小さくて、動きも速くピンボケばかりになるので、フラッシュonにしたら、すぐに逃げられてしまいました。
黒褐色で、上翅に2対の白紋がある大きさ4~6mの小さなカミキリムシ。山地の林縁などで白い花によく集まるという。
触角はギザギザだそうですが、今回は鮮明な写真が撮れず、確認出来ません。
出現時期は5~8月、分布は日本各地。
●ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)(関東型):
林縁に飛んでいました。 前翅のみに白斑のある関東型です。雌雄同色。(後翅にも白斑のあるのは関西型です。)
なお、幼虫の食草は主にヤマノイモの葉。
出現時期は5~8月、分布は日本各地。
●不明のコハナバチ?の仲間:
大きさ8mm以下の小さな丸っこい体型のハチ。頭部、胸部は黒く、腹部は赤みを帯びています。種名など全く分かりません。
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