アオバネサルハムシ
草原の日当たりに群生が目立ちはじめたブタクサの葉に、紺色に光る”小粒”が載っていました。
なんだろうと近寄って草に触れた途端にポロッと落花して行方不明に。
しかし別のブタクサの葉にも注意して見ると,ポツン、ポツンと光り物が載っていました。
今度は草に触れないようにして注意していくつかの個体を撮って、
パソコンで見ると体型は典型的なサルハムシの仲間。手元の図鑑でアオバネサルハムシと確認しました。
画像では、名前の由来のとおり、前翅の色は”青いメタリック”で、肉眼で見た時ほど黄金色に光る様には写っていませんでした。
アオバネサルハムシは大きさ3~4.5mmと小さく、平地の草地や山地林縁などにごく普通に生息していますが、小さく、震動に敏感ですぐに落下するため、あまり人目につかないようです。
前胸部や前翅など色彩多形で個体変異が見られるそうです。
出現時期は5~9月。分布は日本各地。
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