ウスグモスズ幼虫(♀)
夜半に雨が降り、蒸し暑さがぶり返した朝、マキ(槙)の樹下に位置する外構壁面を、長いヒゲ(触覚)のある体長5mmほどの小さな虫が数匹ゆっくり歩いているのが目にとまりました。
時々静止して、しばらくするとまた移動していきます。目視では何だか全く分からなかったので、とりあえず写真を撮って拡大してみることに。
日陰側を選んで移動するため撮りにくい被写体でした。
何とか見られる写真が撮れた一匹は、その体型から、昨年8月にはじめて庭で見かけた「ウスグモスズ」の幼虫(♀)とわかりました。
(フラッシュのせいで背景に妙なフレアができました。)
幼虫に気がついたのは初めてのことですが、あるいはこれまで、いても気がつかなかっただけかも知れません。
本種は、どこからやって来たのか“渡航歴”不明の外来昆虫で、樹上生活をしていて、まだまだ詳細な生態は明らかではないという変わり種です。
庭で見かけた個体は、どう見ても遠方から移動してくるような状況はなさそうで、ミステリアスな生き物です。
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