ウチワヤンマ、コシアキトンボ、ハグロトンボ(♂)
●ウチワヤンマ:
今シーズンは6月中頃から、池のまわりに一斉に飛び出したようでした。
殆どの場合、水面上に出た太めの枯れ草の茎等に水平に止まって、時々向きを変えながら縄張りの監視に専念していますので、撮影は容易です。
(画像はクリックで拡大します。)
どうでも良い事ではありますが、止まるときは殆どの場合に、前胸部にある前脚を、複眼と胸部の間にたたんで格納し、中脚と後脚だけで止まっています。
珍しく、止まりにくい(であろう)細いタデの穂先にとまっているのを見つけました。
細いタデの穂先に止まるときには、前脚も使ってつかまっていました。確認したのは初めてです。
出現時期は5月下旬~9月。分布は本州、四国、九州。
●コシアキトンボ:
ウチワトンボと同じ池のまわりにいて、けっこう縄張り争いをしていました。体ははるかに小さいのに、近寄ってくるウチワトンボを追い払う様子がしばしば見られました。
出現時期は5月~9月。分布は本州、四国、九州。
●ハグロトンボ(♂):
庭の木陰にやって来ました。はじめてのことです。1枚何とか撮れたところで、すぐにヒラヒラと隣家の日陰に飛び去りました。
我が家周辺ではハグロトンボは滅多に見られない”貴重種”です。近くに”清流”がないからです。
出現時期は5月~10月。分布は本州、四国、九州。
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