ハナグモ、アオオビハエトリ、ササグモ(徘徊性のクモ仲間)
庭にいて、雑草や園芸種植物の害虫被害を軽減してくれている、ネコハエトリ同様、網を張らない徘徊性のクモ仲間常連です。
歩き回ったり、待ち伏せしたりして獲物を捕捉しています。
狭い庭で網をはって同じように害虫退治に役立っているはずのクモの場合は、通りがかりに糸が顔にさわったりして不快感が先になってしまいます。
まぁ、ご都合主義に過ぎませんが・・・
●ハナグモ:
体長4~7mmほどで、腹部にユニークな紋様(人の顔にも見える)があります。
左の歩脚2本が欠損した個体でした。
生存競争は決して楽なものではない、生き物の世界の事情が推測できます。
茎や葉、また花の陰などに潜んで待ち伏せしたり、また歩き回ったりして小昆虫を捕食しています。
●アオオビハエトリ:
体長5~6mmと小粒ながら、なかなかお洒落ないでたちです。いつも”バンザイ”スタイルで歩き回っています。
主にアリを食べるそうです。アリはたくさんいますが、捕まえところを見たことがありません。
なかなか獲物に遭遇しない時は、まさにお手上げ状態ですか。
●ササグモ:
仲間内では一番体格の良いクモです。体長10mmほど。トゲだらけの長い脚です。ジャンプが得意で、素早く移動していきます。
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