身近な夏の雑草(ザクロソウ、ツユクサ、シマツユクサ、ヒルガオ、カントウヨメナ、サオトメバナ)
早い梅雨入り、そして早い梅雨明けといわれた関東地方ですが、このところ戻り梅雨、とかで毎日不安定な天気です。
晴れ間がのぞいて、急に曇って、稲光が走り、にわか雨が降って・・・。
そして困ったことに、これまで“関東の水瓶”地域一帯の降雨量が少なく、このままでは水不足が予測されるため、取水制限も始まったようです。天気はままなりません。
そんな中で身近に生える雑草は元気です。
●ザクロソウ(ザクロソウ科):
数回の除草で目立つ雑草の姿はすっかり無くなっていた夏のたんぼ道に慎ましやかに生えていました。
畑や道ばたの草取り対象になる1年草の雑草ですが、草丈10cmほどの小さな個体で、直径3mmほどの小さな白~黄緑色の花も目立たず、大方は見過ごされてひっそり咲いています。花期は7~10月。
●シマツユクサ:
本来は日本の九州以南や琉球列島に分布する1年草で、当地には.分布していないはずの南方系のツユクサです。
すっかり定着しているようです。どのようにしてやって来たのやら。
●ヒルガオ:
堤防の草むらに繁茂しています。大きさや葉の形状から何種類かあるようです。
もうすぐ咲くというつぼみの先を指先でチョンと触ると、スルスルと開きはじめます。
(自然にスルスルッと開くのを待ちきれなくて)暇つぶしのいたずらです。)
●カントウヨメナ:
庭の雑草溜まりになっているプランラーで1輪花開いたのを記念撮影。季節が進む目印です。(写真上)
●サオトメバナ(へくそかずら):
除草に手がかかる迷惑雑草ではありますが、きれいな花です。大げさに言われるほど臭いはありません。(下)
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