2013/8月も終わりに
暑いあついと言いながら、41℃の記録を残して今夏も過ぎていきます。
夏草の生い茂っていた散歩コースの草地も、下旬には、大型機械による除草作業が行われて、あっという間に、見た目は涼しげですっきりした原っぱになりました。
吹く風はやはり蒸し暑く、歩くとすぐに汗がしたたり落ちてきます。
●アブラゼミ:
舗装遊歩道にも、水辺に近い草地にも、地上で一夏の短い命を終えたアブラゼミが落ちています。
●トウキョウダルマガエル:
除草されて、しばしの間、裸地になった水辺の草地から、トウキョウダルマガエルが飛び出してきました。隠れ場所がないとすぐにサギに狙われます。
田んぼにいたものは、稲刈りの後、やってくるサギ軍団の餌食に。
蛙も住みにくい環境になって、数が減っています。
●ツバメシジミ:
刈り残されたヨシに絡んで伸びたツルマメにやって来たのはツバメシジミの♀。
シミジミ見ると、翅表の鱗粉はまばらに剥がれ、左後翅の尾状突起の傍には小な傷があり、右の尾状突起はちぎれてなくなっています。夏越しも大変だったようです。
●ウスバキトンボ:
目の前で、刈り残されたヨシの茎に、独特のぶら下がるような止まり方でとまったのはウスバキトンボ(ショウリョウトンボ:精霊蜻蛉)でした。
通常は日中、下に止まることは殆どないのに、翅も傷み、鳥にも追いかけられたりしてお疲れだったのでしょうか。
群れをなして田んぼの上空を飛んでいましたが、だんだん北上していって数は少なくなりました。
入れ替わりに、山から赤トンボが下りてくるようになります。こうして季節が巡っていきます。
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