ザトウムシの仲間(モエギザトウムシ?)
ザトウムシについて、2度目の記事です。
直射日光が差し込まない林間で、遊歩道沿いに生えたカラムシの葉に2匹くっついていましたので、通りがかりに気まぐれ撮影。
一匹目:
左側の足一本、第二歩脚が欠損していました。(画像はクリックで拡大します。)
2匹目:
こちらは右側の第2歩脚が欠損しているようです。触覚の役目をする大事な歩脚のはずですが・・・
どちらもほとんど動きませんが、カメラを近づけるとゆっくり動きます。
この種の”もの”は山地に行くと時々目にしますが、”一介の通行人”には特別カメラを向けたくなる被写体でもありません。
で、おざなりのショットです。
画像検索でモエギザトウムシ、ヒラスベザトウムシなどが似ているかと思いましたが、名前の同定はとても無理で、ザトウムシの仲間、としました。
ザトウムシは一見、脚の長いクモのように見えますが、クモではありません。
豆に細長い針金のような足を8本つけたような独特の姿をしています。
中でも特別長い第2歩脚を触角のように使って前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名があります。
頭胸部の真ん中に黒褐色の突起があり、その両側に1対の目がありますが、光は感じるもののあまりよく見えないらしいです。
口の傍には短い鋏状の鋏角があります。獲物を捕らえる捕獲器官です。
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