満月の中秋の名月/台風18号の過ぎたあと/ヨツボシテントウダマシ
昨夜は澄み切った空に満月の中秋の名月(次は8年後とのこと)、すっかり涼しくなった2階のべランだから写真撮り。
(午後10時50分撮影)
さて、あっという間に上陸し、頭上を通り、日本列島に多くの災厄の爪痕を残しながら駆け抜けて行った先の台風18号でした。
当地は、16日当日、午後2時頃には風雨もほとんど収まり、夕刻には台風が襲来したことが嘘だったようにように、変に青く、異様に思えるほど黄色く明るい日が差す夕刻になりました。
散歩コースはどうなっているかと、午後5時前に、田んぼ道を通り、調節池まで行って見ました。
道すがら北東には筑波山が、南西には富士山(ズーミング画像です)が見えました。
そして、予想のとおり、調節池は多量の水を貯留して、その役目を果たしていました。
まだ少し水面に出ているコンクリート階段を水際まで下りてみました。
水際には枯れ草ゴミが固まって浮いていて、その付近や傍のコンクリート擁壁には、水没した住みかを捨てて難を逃れたもの、逃げ切れなかったものの姿がありました。
”調節池”という人間が作った環境に(知らないで)住み着いてしまった宿命でしょう。
●ヨツボシテントウダマシ:
普段、草地の地表で暮らしているヨツボシテントウダマシがたくさん集合したり、他の小昆虫に混じって歩き回ったりしていました。
テントウ虫に較べてずいぶん小さい甲虫です。
※ヨツボシテントウダマシ(テントウダマシ科):
大きさ4~5mmと小さく、住みかも直接人目に付きにくい場所で、これまでほとんど目にすることはありませんでした。
オレンジ色で、上翅に黒色紋がある小さな甲虫で、頭部と脚は黒色。
平地や山地で、石の下や雑草の根際、倒木の下などに潜み、地表の腐った植物に集まります。
菌類などを食べるそうです。
出現時期は4~10月(成虫越冬)、分布は本州、四国、九州。
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