ムクロジの実
ムクロジの実:
真夏日になって湿度も高く蒸し暑かった先週末、電車で近くの「越谷アリタキ植物園」に行ってきました。
https://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisetsu/sportskouen/shokubutsuen/aritakishokubutuen.html
お目当てはちょうど花期を迎えている野生絶滅種「コシガヤホシクサ」の展示(10月4日(金)まで)でした。
今回はお目当てではなく、ハプニングの記録メモです。
植物園の片隅にムクロジの大木がありました。
樹の下には先の台風18号のせいで、大量の、まだ青い実が、辺り一面ばらまいたように落下していました。
一つ拾って帰り、カッターナイフで切割ってみると、黒飴玉のような、種皮は黒い大きな丸い種が入っていました。
黄色く熟すと果皮は乾いて薄く中が透けて見えるようになり、種は黒く締まった硬いものになります。
その種が羽子板の羽のおもりに使われたムクロジの実です。
お正月の羽根つき風景など、遠い過去のものになりました。
※ムクロジ(ムクロジ科ムクロジ属):
果実(果皮)にはサポニンを含み有毒。丘陵、低山に自生する落葉高木。
公園にも植栽されています。
分布は本州(中部以西)、四国、九州。
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- レンギョウ、ギンヨウアカシア(2021.03.05)
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
- モンキチョウ(2021.02.22)