ホソバヒメミソハギ/たんぼ道で
●ホソバヒメミソハギ(ミソハギ科ヒメミソハギ属):
本種は北アメリカ原産の帰化植物で、日当たりの良い水田、休耕田、湿地、などでごく浅い湛水状態(水溜まり)の場所を好んで生える1年草です。
晩夏から生えていますが、初秋になると目立つようになって季節の移ろいを知らせる雑草仲間の一つです。
稲刈り時期になる頃、田んぼ沿いの農道湿地に生えてきます。繁殖力は旺盛で群生すると目立ちます。
茎の断面は四角形。細長い葉は十字対生し、長さ5~8cmの披針形で、間隔をあけて付き、基部は耳形に広く張り出していて、わずかに茎を抱きます。
花は葉腋につき3~6個が束生します。
花冠は直径4~5mmの紅紫色で4弁花、雄シベは4個、雌シベ1個。
花期は8~10月、分布(国内移入分布)は本州中部以南でしたが、分布域は広がっているようです。
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