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2013年9月18日 (水)

ベニフキノメイガ、ギンツバメ、ツマジロエダシャク、ウスキツバメエダシャク、ミツボシツマキリアツバ

 厳しくもあり、美しくもある自然の移り変わりがはっきり感じられるようになりました。 

 夏の間に撮りためた、ブログ初記録ですが、比較的小型で気持ち悪さも少ない、ごく普通に見られるガ5種です。

●ベニフキノメイガ(ツトガ科):
 夏の間に何回か庭で見かけました。大きさ(開張)15mmほどで、三角形の小さなガ。
 頭部の両端に白い筋があり、オレンジ色地に赤褐色の斑紋があるメイガの仲間です。
 幼虫はシソなどを食害し、シソ系のハーブにもつくので、人家の庭でも普通に見られます。
 (ちなみに、玄関先にはバジル(シソ科)の大きな鉢植えがあり、せっかくの葉が、何者かに時々食害されていました。)
 出現時期は6~9月、分布は本州、四国、九州。Photo

 
●ギンツバメ(ツバメガ科ギンツバメガ亜科):
 草原で、ヨシに絡んだガガイモがはびこる夏草をかき分けて進入した時に、垂れ下がったガガイモの葉にくっついていました。
 夜行性の白っぽい小さいガで、さほど気持ち悪さはありません。
 大きさ(開張)27mmほど。白地にグレーの模様があり、林縁部や草むらの直射日光の当たらない場所で、翅を広げてとまっていることが多いそうです。
 幼虫の食草はガガイモやカモメヅル類。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。Blg

 
●ツマジロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科):
 夏、公園の林にいました。
 大きさ(開張)37mmほど。淡褐色で翅が角ばっていて、薄っぺらの感じで、前翅先端に白紋があるシャクガの仲間です。
 前翅と後翅を離してとまっていることが多いです。
 幼虫はクスノキの葉を食べます。
 出現時期は4~5月、9~11月、分布は本州、四国、九州。Blg_2

 
●ウスキツバメエダシャク(シャクガ科):
  8月の山地林縁で見かけました。一見チョウのような雰囲気をもった大型の白いエダシャクで、花の蜜などを吸っています。
 大きさ(開張)♂約42mm、♀約52mm。
 同属のシロツバメエダシャクに酷似していますが、本種の方が大きく、翅の紋様や後翅の尾状突起の様子などに相違点があります。
 また♂では触覚の形状も異なります。
 幼虫の食葉樹は幅広く、スイカズラ〈金銀花〉、ノバラ、エノキ、クヌギ、その他の広葉樹の他、針葉樹の葉も食べます。
 出現時期は6~11月、分布は日本各地。R0036153

 
●ミツボシツマキリアツバ(ヤガ科シタバガ亜科):
 夏のはじめ、公園のエノキの葉にとまっていた、とても小さなガです。
 ハルニレやアキニレの大木もあるところです。
 翅はセセリチョウが翅を半開にしてとまっている姿に似ていました。
 何回か撮り直しても、なかなかピントが合いにくい被写体でした。
 大きさ(前翅の大きさ)14mmほど。後翅の基部に3つの白い星のような紋があるのが、名前の由来です。
 なお幼虫の食葉樹は公園にも大木になった植樹があるハルニレ。
 出現時期は6~9月。分布は日本各地。Photo_2

                                  -続く-

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コメント

 我が家にも晩秋の頃からセスジスズメ(蛾)の幼虫が目立つようになりました。正直、大きすぎて気持ち悪いです。
 放置すると庭の片隅に潜り込んで蛹で冬越しするのでしょう。
 ”サクラケムシ”とも呼ばれるモンクロシャチホコの幼虫によって公園の桜も紅葉前に丸坊主にされて酷い有様になっていました。困りものです。

投稿: クロメダカ | 2013年9月20日 (金) 07時48分

今年は近所のマサキに毛虫が大発生して、うちの庭にある
ツゲも坊主にされました* * 結局いつのまにかいなくなってしまいましたが・・・・
あっという間に葉がなくなってしまい驚きました。

投稿: kin | 2013年9月19日 (木) 17時24分

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