タンボコオロギ♂
タンボコオロギ成虫♂(コオロギ科):
夏の間から、草地や田んぼなどで、ジィッジィッと鳴いていました。
普段は、声はすれども姿は見えずで、目の前に出てくることは稀ですが、たまたま大雨のあとの草むらから出てきたところでした。
体長19mmほど。これまで幼虫の画像は繰り返し掲載しましたが、成虫は初めてです。
草地より田んぼなど湿った環境を好みます。
コオロギの仲間には珍しく、卵ではなく幼虫で越冬します。初夏と秋、年2回発生する2化性です。
成虫の見られる時期は6~11月頃。分布は本州、四国、九州。
秋が進むにつれて虫の声も涼やかに聞こえるようになりました。
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