ツマグロヒョウモン成虫と幼虫(2013/10月)
フィールドでよく目立つツマグロヒョウモンです。
ツマグロヒョウモンは多化性の(1年に何回も発生を繰り返す)チョウで、直近に羽化した個体は大変きれいですが、道端に自生したニラの花に来ていたのは、翅にずいぶんダメージのある♀でした。
そして写真を撮っていたところに、きれいな雄が飛んできてプロポーズ行動に。
しかし雄が近寄ると雌は翅を広げ、腹端を上に曲げて交尾拒否行動。
もうその時節ではないようです。
数日後、自宅近くの路上を”驀進“しているツマグロヒョウモンの幼虫に出くわしました。
ツマグロヒョウモンは「越冬態」という形式を持たない蝶で、幼虫は寒さにも強いのですが、今から蛹になり、越冬するつもりなのでしょうか、あるいは、幼虫のまま越冬するのでしょうか。
ともあれ、成虫は寒さには弱いので、野外では冬を越すことは出来ません。
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※お知らせ:
勝手ながら、明日より10月27日(日)まで不在のため、ブログの更新は停止いたします。
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