信越紅葉名所巡り(2013/10月初旬)その④志賀高原、白根山など
4日目:(バス乗車時間8時間)
嬬恋バラギ温泉-(2時間) →志賀高原(ナナカマドなど朱色に染まる標高約2,000mの高原)-(2.5時間) →(志賀草津道路)-(1.5時間) →白根山・湯釜(神秘の火口湖)-(1時間) →浅間酒造(酒造見学)-(1時間) →高崎駅【新幹線】→大宮駅着18:14
前日にすっかり”運”を使い果たしたので、本日は、雨時々曇りの中を”通過するだけになりました。愛想なしでしたが、お天気ばかりは致し方在りません。
最初の目的地、志賀高原の東館山展望台・高山植物園に向かいました。
その時点の情報では、高原は霧で視界はなく、風が強くて、蓮池から東館山頂展望台へのサマーリフトの運転は中止になる見込みという。
ともかく行くしかありません。
そして現地に到着してみると、リフトは運転されていましたが上は視界不良。また展望台周辺にある高山植物園のシーズンは既に終わっているため、リフトに乗るのは希望者だけ、ということに。
私は行くのは止めにして、リフト駅近くにある湿原のミニウオーキングに行きました。見かけた植物や昆虫などを撮りながら待ち時間消化。
●山地なら普通に見られる植物:
写真は上から順にサラシナショウマの結実、ツリバナの実、ナギナタコウジュ。
●昆虫:
上から順に、*ニッポンヒゲナガハナバチ♂、**イブキヒメギス♀、フキバッタ、ヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)
その後天候は次第に悪くなり、(晴れたら紅葉がきれいな)志賀草津道路は霧の中。
そして次の白根山に到着する頃には本格的な雨模様で風もあり、周囲は濃霧。
万事休す、のため白根山・湯釜の見学は中止に。
まあこのコースは以前にもマイカーで何回か走ったこともあり、特別未練はありませんが。
あとは帰るだけに。途中、酒造会社の経営する観光センターで昼食を済ませてから高崎駅、新幹線乗車で予定通り帰宅しました。
(完)
註記:
*ニッポンヒゲナガハナバチ:
本種によく似ているシロスジヒゲナガハナバチがいて、その区別が難しいとされています。
今回は同定ポイントとされる前翅の肘室が2個ならシロスジヒゲナガハナバチ、3個の場合はニッポンヒゲナガハナバチとする便宜的基準に従って、原画では明らかに3室個が認められたのでニッポンヒゲナガハナバチとしました。
体長12~14mm、触角が非常に長いハナバチ。(但し♀の触角は長くない。)
単独で生活し、土中に巣を造る。出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。
**イブキヒメギス♀(キリギリス科):
ヒメギスの褐色型かと思いましたが、胸に白い筋がなく、前翅後縁が丸みを帯びる、という特徴はあいにく確認できない画像ですが、冷涼な山地の草原に住むという生息環境などから、イブキヒメギスとしました。
体長30mmほど。中型のキリギリス類。体色は、褐色~黒褐色。出現時期は7~10月、分布は北海道、本州。
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