庭の秋模様
暦の上ではどんどん季節が進み、去る10月8日は二十四節季の第17「寒露」でした。
実際のところは、露が冷気によって凍るようになったり、冬鳥が飛来し、菊が咲きはじめ、コオロギが鳴き止んだりするような事象は全くなくて、狭い庭のヒガンバナは今シーズン三回目の花を開き、冬鳥のヒドリガモが通過していくのは確かに確認しましたが、コオロギはまだまだ元気に鳴いています。
暑い秋です。
昨日は曇り時々晴れでしたが、終日かなり強い南風が吹き、日中の気温も30℃近くになって蒸し暑い一日でした。
●ツリバナの実はまだ青いうちから繰り返しやって来た強風で引きちぎられてすっかり少なくなっていましたが、赤く熟して見頃になったものが、さらにちぎれ落ちてしまいました。
●ホトトギスは、咲き始めたものの足踏み状態に。(写真下は園芸種のニイタカホトトギス)
●芳香を漂わせていたキンモクセイの花は地面に散り敷くようになりました。
●三回目の開花で少しびっくりしているヒガンバナも(写真撮影後に)一挙に花傷みが進みました。
●樹勢がすっかり弱ってしまったバラ(ロイヤルハイネス)が一輪。”温風”に煽られています。
爽やかな秋も、衣替えも先延ばしのようです。
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