ジュウガツザクラ(十月桜)
ジュウガツザクラ(十月桜)(バラ科サクラ属):
農業用水路沿いにある農家の広い畑の一角に、全体がつる性の雑草に覆い隠されてしまった樹高3mほどの木があって、”覆い”の表面には白い花が点々と付いているように見えました。
初めてのことなので、何だろうと、 近くまでいってみるとそうではなく、覆いの隙間からのぞいた細枝に、白い花が咲いていたのでした。
雑草の覆いをかき分けて枝を引きだしてみると、樹種は桜に違いありません。
また山のようになった雑草の覆いの裏側に回ってみると.枝が飛び出していて、八重咲き風の桜の花です。
写真を撮って帰り、調べてみると「ジュウガツザクラ」と分かりました。
それにしてもせっかく花をつけているのに、これほどまで覆われてしまってはかわいそう。
本種は4月上旬頃と10月頃の年2回開花する園芸品種の桜で、樹高は5m程になる、エドヒガンの系列でコヒガンの雑種とされているそうです。
花は白色~淡いピンクで、八重咲きにも見える十数枚の花弁があります。
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