セスジスズメ若齢幼虫とホシヒメホウジャク(緑色型)終齢幼虫
セスジスズメ若齢幼虫とホシヒメホウジャク(緑色型)終齢幼虫:
9月下旬の夕刻、外出から帰宅した玄関先で。
通学路上を、黒に黄丸印をつけたのと、明るい緑色に黒褐色の斑紋をつけた派手な装いのイモムシが1匹ずつ”驀進”していました。
いずれもスズメガ幼虫の特徴である長い尻尾(尾角)をタクトのようにパタパタと、とくにホシヒメホウジャク幼虫は180度近くも前後に振りながら。
●セスジスズメ若齢幼虫
先っぽが白いタクト(尾角)で、黒地に黄色丸印をつけたものは「セスジスズメ」の若齢幼虫。
蛹になって越冬し、初夏に成虫になります。
ちなみに、今夏、飛んできた親です。
●ホシヒメホウジャク(緑色型)終齢幼虫:
さらに長い黒紫色に近い色の尾角をつけた緑色の方は、「ホシヒメホウジャク」の(緑色型)終齢幼虫です。
それなりの人通りも、また時に車もなど通るで、よく(踏み)潰されないで来たものです。
冬ごもりに向かっての行動でしょうか。
なおスズメガの仲間の幼虫は、一般に地表或いは土中で蛹化しますが、ホシヒメホウジャク幼虫は枝上で葉を2~3枚綴って簡単な繭を作ります。そして蛹で越冬します。
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