アオゴミムシの仲間?、セアカヒラタゴミムシ
前日記事の続きです。
今年最後の除草作業で住処を追われ、大雨で”移住先”も水没し・・・、と受難続きの草原地表で暮らしている小昆虫達が、晴れて温かな日には遊歩道に這い出してきます。
中には、出てきたばかりに受難した姿も。
●アオゴミムシの仲間?:
遊歩道上で、光を受けてきれいな緑色に輝きながら、胸部にざっくりと口を開けた深手を負って絶命していたアオゴミムシの仲間のようです。
大きさ15mmほど。この種を見かけたのは初めて。普段、裸地の地表にはなかなか現れません。
アオゴミムシは草地などに見られる普通種です。
出現時期は4~11月、分布は日本各地。
●セアカヒラタゴミムシ(オサムシ科):
動きは速く、追っかけは大変。行く手を足で邪魔して、動きを止めた瞬間がシャッターチャンス。通りがかりの散歩人は、彼奴なにやってんだ、と怪訝な視線。
頭部は黒く、胸部は、赤褐色、触覚や脚は黄褐色で、上翅の中央部に赤褐色の紋があるゴミムシ。大きさ18~20mm。
ただ全身が黒く、上翅に紋がない個体もいます。
平地から山地にかけて分布する夜行性の普通種で、公園や人家周辺でもよく見られます。
昼間は、草の根ぎわや石の下、溝の落ち葉の下などに隠れていて、夜になると活動をはじめ、灯火にもよく飛来します。
昆虫類の死骸などを食べています。
出現時期は4~11月、分布は日本各地。
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