越冬ムラサキシジミ、カラスウリ(2013/12)
屋敷林の北側で陽が当たらない農道の草地は、晴れた日中でもその辺りだけ空気は冷たく寒々としています。
回り道しようとした開けた側に農家の生け垣があって、それに絡んで赤く熟れたカラスウリがたくさんぶら下がっていました。
ついでに撮ろうかと傍に行きかけた時、足元のクローバーの間に一瞬、青く光るものが目に入りました。
●ムラサキシジ(シジミチョウ科):
しゃがみ込んでみると、枯れ葉色の裏翅を閉じてじっと動けずにいるムラサキシジミでした。翅もだいぶ傷んでいます。
そのまましばらく見ていると逃げる気配は全くなく、傷んだ翅をゆっくりと翅を広げ、やがて全開に。
この動作を繰り返していたのでした。
雌雄の差は青い鱗粉の形/大きさなど見分けることができますが、今回は傷んでいることもあって判然としませんが、♀でしょうか。
越冬成虫でしょうね。無事に春を迎えられるように。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
「植物」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- 雑記 (2021.02.14)
コメント