ホオジロ(留鳥/漂鳥)
ホオジロ(ホオジロ科)(留鳥/漂鳥):
10月末くらいから直近まで、撮りためていたホオジロです。
周辺にまとまった森や疎林などが少ない水田地帯の散歩コース環境では、生息数は多くはありませんが、1年中観察出来る留鳥です。
枯れ野原が広がる冬期の方が遮るものがなくて観察には好都合です。
全長17cmでスズメ(15cm)よりやや大きめで、特徴的な白と黒の顔模様によりすぐに見分けられます。
草原や明るい林縁などに多く、冬期(非繁殖期)は小さな群で過ごし、主に地上に降りて種子などを探してついばんでいます。
繁殖期は疎林地域に移動して、主に昆虫などの動物質を食べています。
つがいでなわばりを守り、低木の枝や地上に椀形の巣をつくります。
繁殖期の雄は古来「一筆啓上仕り候」と聞きなしされる複雑なさえずりがよく知られ、親しまれています。
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