ナズナのロゼット
昨日(1月7日)は、五節句の一つ「人日(じんじつ)の節句」でした。
この日の朝には一年の邪気を払い無事を祈って、七種類の野菜(草)を入れた「七草粥」を食べる習わしがあり、現今も、忘れないように、スーパーの特売チラシにも広告されています。
それで昨日は、「七草セット」パックを横目に見ながら、お総菜コーナーで、てんこ盛りにして売られていた”七草のかきあげ”天ぷらで、今年の邪気払いの代用といたしました。
こういう手抜きではご利益はあまりないでしょうね。
今頃、近郊の田んぼ道や畑などで、粥に入れて食べられそうな“七草野草”の若芽はまず見つかりません。
ただ、この1/7という日時は旧暦の話で、現代の暦から言えば2月頃のことになるでしょうが、それでも暖地以外では、全部は揃いそうにありません。
ですから揃わなくても良かったのでしょうね。
七草の野草(菜)のうち、秋に芽吹いてロゼットで越冬するナズナなどは確かに、田んぼ道でシモヤケ状態で見つかりますが・・・。
※春の七草
以下、ナズナ、スズシロ(ダイコン)は昨日撮影、その他は過去、早春以降に拙ブログに掲載済みの画像を再ピックアップしたり、昨日近くのお店で買ったもので、むりやり揃えたお座なり画像です。
●ナズナ:
ロゼットです。中には花茎を伸ばして白い花が付いている株も見受けられました。
●ゴギョウ(ハハコグサ):
実際のところ、若芽でも毛がもそもそして、茹でても"美味しく"食べられそうにないです。
●ハコベラ(ハコベ):
(在来種のミドリハコベ、外来種のコハコベが多いですが、画像はコハコベです。)
●ホトケノザ(コオニタビラコ):
近郊ではまず見られなくなっています。
比較的自然度の高い地域でないと見つからないようです。
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