カワセミ(1月)
いつもは見つけるより先に「チィー」と鳴き声をあげて、目の前を飛び去っていく”青い宝石”カワセミです。
今回初めて、先に(逃げられる前に)近くで見つけました。
通りかかった狭い水路にかかる橋の欄干の隙間からです。
そっとのぞいてみると、透明度の低い水面を凝視しています。
(画像はクリックで拡大します。)
姿勢が不自然で、“絵にならない”
●と、見ていたら、凝視する視線は変わらずに、くるりと背中向きになりました。
「青い鳥」です。
●チャポン、と飛び込んですぐに、少し遠くに飛び上がりました。不発だったようです。
しばらくそのままにとどまっていました。
光の方向が(顔の向き)今ひとつで、目に光が入った、活きた姿が撮れないまま、
全長17㎝、背中は光沢のあるコバルトブルー、目の下と腹面はオレンジ色で、足は赤色をした美しい鳥。
嘴は体にくらべ長くて太く、雄は嘴全体が黒色ですが、雌は下嘴が赤色なので、今回は雄のようです。
余談:
メーテルリンク(ベルギー)の童話劇『青い鳥』(ノーベル文学賞受賞作品)。
ラストシーンでは、自分の家の鳥カゴで見つけた“幸せの”『青い鳥』も、カゴを開けた途端に飛び去ってしまいます。
熱心なバードウォッチャーにとっては、カワセミも、幸せの青い鳥でしょうか。
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