ソシンロウバイ開花、コアシナガバチの巣、コカマキリの卵鞘
●ソシンロウバイ開花:
陽射しは弱いもののほとんど風がない日中、ソシンロウバイの葉が大分散り敷いて、葉陰に隠れていた蕾が見えるようになったので、残りの葉を手で払い落としていたところ、2輪の花が開いているのを見つけました。
で、記念写真です。
過去数年間の記録を見ると、例年1月下旬以降の開花記録しかありません。
他に大分膨らんだつぼみが散見されましたが、開花は今後のお天気次第です。
園芸品種のロウバイには大別して満月ロウバイと素心ロウバイがあります。
満月ロウバイは花の中心に紫褐色の輪が入り、これが「満月」の由来。
特徴は早咲きで、12月末頃から開花して、お正月には床の間に飾ることができることが売り!(余談ながら10年以上前に、初詣に行った神社の門前で開かれていた植木市で、開花していた満月ロウバイを買い求めて庭植えにしていました。)
一方、素心ロウバイは(花の中心に紫褐色の斑が入らず:素心)蝋細工のような透明感のある黄色一色です。
そして開花時期は一般的には満月に少し遅れて開花することです。
ただ実際には、両者の中間的な特徴を持ったもの、その他もあるので単純には決められないようですが・・・。
そしてまた、小枝の間にコアシナガバチの巣が一つ見つかりました。
葉がある間は、まず見つけられません。
●コアシナガバチの巣:
再度の余談ながら、コアシナガバチ(スズメバチ科)は夏季に、いつも庭のどこかに巣を造っています。
時々睡蓮バチなどに水を飲みにやってくるのを見かけますが、体長15mmほどの小型のおとなしいハチで、毒針は持っていますが、スズメバチのような攻撃性はありません。
全体は赤褐色から黒色で、黄色い紋が見られます。
巣の特徴は、巣を取り付けた軸の中心から位置が離れるほど反り返った非対称の形に出来上がっていることです。
毎年何処かに見つかります。
よそ様の生け垣に、カマキリの卵鞘があるのが目にとまりましたので撮って来ました。
形状その他の特徴から、普通に見かけるコカマキリの卵鞘(卵嚢とも)のようです。
無事に冬越しをして、初夏には沢山のコカマキリの子供が誕生してくることでしょう。
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