オナガガモ(冬鳥・2014/1)
日常的な散歩コースの池の堤防で偶然、大ベテランの鳥撮影専門家にお目にかかりました。
4000mmの長い超望遠レンズを装着した”デジイチ”を池に向けられていました。
100mほど向こうにオナガガモが2羽いるからのぞいてご覧なさい、といわれ、自作してセットされたという大口径のファインダー越しに覗かせてもらうと、なんと頭部だけが画面いっぱいに大写しに。初めてのぞいた超望遠でした。
“もう少し遠くに離れてくれないと、近すぎてこのレンズではダメなんだよ”、と言いながら、“普通”の(短い、といっても400mm)望遠レンズのカメラで撮った画像を見せてもらいました。
その後水辺まで下りて行き、双眼鏡をのぞいて、今シーズン池で初めて(で最後)だった、2羽のオナガガモの♂を確認し、非力な“コンデジ”で記録写真を撮ったことでした。
(撮影は2014.1.20)
瞬膜を閉じて(目が白く見え)居眠りをしている様子でした。やはり小休止で立ち寄っただけだったのでしょう。
オナガガモ:
全長:♂75cm、♀53cmでカルガモより小さいが首が長めで、名前の通り、オスの尾羽が長く、とがっているのが特徴。
♂は頭部が濃い褐色で、顔の後ろから胸にかけてナイフのような形の白い部分があり、体は灰色で、尾の先は黒。
今回♀はいませんでしたが、他種のカモの雌によく似て褐色ですが(他のカモ類より)首が長いことで区別できます。
くちばしは雌雄共に灰色。冬鳥として渡来し、湖、池などで越冬します。
なお、餌付けなどが行われているところでは大きな群れで集まっていて、人を警戒せず足元近くまで寄ってくるそうです。
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