雪、カナメモチ、キリの冬芽と葉痕・維管束痕
予報のとおり、朝から降雪です。午前中は粒の大きな重い湿雪で、道路にはあまり積もらず融けていました。
しかし午後3時過ぎから気温も0℃近くに下がり、粒も細かな雪に変わるとあっという間に積もりはじめました。
明日は幸い学校も休みなので、道路の雪かきもゆっくりで大丈夫でしょう。
冷気が身に沁みて、何も無い冬の農道沿いで。
●カナメモチ(バラ科)
大きな農家の屋敷を囲んで、刈り込みなどの手入れが行き届いた、高さ2.5m、幅は20m以上もあるカナメモチの生け垣に、時季はずれの花が開いていました。
直径10cmほどの花序に、さすがにこの時季ですから、花数もまばらで、いじけた小さな白い5弁花でしたが。
雌雄同株の常緑低木で、花期は5~6月。
春を待つ赤い冬芽や、春を待ちきれず展開をはじめた少数の赤い新葉もきれいでした。
●キリの冬芽と葉痕/維管束痕
近くで見かけられる落葉高木の桐は、たいてい見上げるような高木がほとんどです。
そのため観察の機会が少ないのですが、偶々、切り倒された株元から生えたひこばえの幼木の枝先が、ちょうど目の前にあったので覗いてみた冬芽と葉痕/維管束痕です。
冬芽(側芽)は鱗芽、じっとそこだけ見つめると、小鳥の顔のようにも見えます。
大きな葉痕は楕円形~心形で、維管束痕は多数並んでいます。
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