コヒゲジロハサミムシ
●コヒゲジロハサミムシ(ハサミムシ科マルムネハサミムシ亜科):
ケヤキの樹皮割れ目に潜んでいた「コヒゲジロハサミムシ」です。大きさは目見当で12mmほどでした。
回りにも色々小さな昆虫がいました。
フラッシュでは色飛びするので、高輝度LEDライトで照らして撮影。
何度か撮り直しましたが写りは今ひとつ。
※「ヒゲジロハサミムシ」との比較:
本種より大型(体長18~30mm)で、触覚の先端付近の数節が白く、脚の腿節中央より先が白い「ヒゲジロハサミムシ」に似ていますが、本種は一回り小さい(体長10mm~)ハサミムシです。
触覚の先端付近には、ヒゲジロハサミムシと同様に白色の節がありますが、脚は腿節も含めて白色であることでヒゲジロハサミムシと明確に識別出来ます。
また鋏はほとんど湾曲せず、翅はありません。
生息場所も(本種は)、地面や倒木の下よりも、樹上や樹皮下で見つかることが多いようです。
成虫出現時期は4~11月。幼虫で越冬します。分布は本州、四国、九州。
なお余談ながら、ハサミムシの大半は益虫で、人には害を与えません。
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