ヨツボシワシグモ
今日は日中の気温が20℃近くまで上がり、昨日までの服装では暑いくらいになりました。
そのせいもあってか、田圃脇にはツクシが伸び上がり、既に胞子を飛ばしてしまったものもあり、
ジンチョウゲも開きはじめて、傍には徘徊性のハエトリグモの仲間、ネコハエトリの姿がありました。
初見です。
さて、本題です。
●ヨツボシワシグモ(ワシグモ科):
ケヤキの樹皮下で越冬していた小さなクモ、ヨツボシワシグモの個体(亜成体?)です。
(なおハイイロフサヤスデ(画面右上)の仲間も傍で一緒に越冬中でした。)
体長♂6~7mm、♀7~9mm。全体に黒褐色で、頭胸部に白色の縦条、腹部前方に白色の横帯、中央には明瞭な大きい1対の白斑があります。
白色紋全体は、ウルトラマン、見方によっては人の笑い顔のようにも見えます。
草の間や落葉の中、地表を歩き回りますが、葉の上にいることも多いそうです。
出現時期は6~8月、分布は日本各地。
なお、これまでフィールドで気づいたことはありません。
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