クシヒゲハバチ幼虫/ウロコアシナガグモ(2014/4)
●クシヒゲハバチ幼虫(薔薇の害虫):
先日、庭植えの薔薇(ブルームーン)に、クシヒゲハバチの♀に似たハバチがまとわりついているのを観察していました。
後日、草取りついでにのぞいてみると、枝の下の方の葉に、点々と白く透けて見えると葉が何枚かあるのに気がつきました。
その1枚を切り取って裏返してみると、案の定、大きさ3mmほどの芋虫がコロンと丸まってくっついていました。
明るい陽射しに曝すと、急いで這って逃げようとします。
脚が3対あって、姿形からクシヒゲハバチの幼虫のようで、先日うろついていたハバチはやはり「クシヒゲハバチ」だったものと思います。
白く半透明の体に、,食べた葉の緑色が透けて見えます。
まだ被害の程度は軽微なので、すぐに消毒などしないで模様眺めです。
これから梅雨時にかけては、チュウレンジハバチなど、やはり次々やってくる害虫の防除対策が必要になりますが・・・
●ウロコアシナガグモ:
別の薔薇(ロイヤルハイネス)は、病害虫や雨に弱くて、光沢があってきれいな新葉はすでにウイルスの被害を受けているようで変形しています。
また毎年必ず葉切り蜂の被害も受けます。
それはさておき、下葉を1枚めくってみると、ウロコアシナガグモが足をまっすぐに伸ばして隠れていました。
光が当たるとすぐに逃げ出していきます。追っかけ撮影。
真上から光を受けている時には、”うろこ模様”はあまりわかりませんが、光が斜めに当たる時にはうろこ模様が浮かび上がって見えます。
水平の円網を張るということですが、気がついたことがありません。
葉の上で獲物を待つこともある、とのことで、そうしていたのでしょうか。
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