ナツグミ開花とモンシロチョウ、ハバチ
ナツグミ(夏茱萸)(グミ科グミ属):落葉小高木
たぶん鳥が運んで来た種からでしょうか、普段は人通りの少ない用水路脇の細道脇に自生したナツグミが一斉に白い花を開いていました。
なお、花に見えるのは萼筒で、先は4裂します。花弁はありません。
また萼筒の基部は子房と合着して花柄につながっています。萼筒の表面には、褐色の鱗毛があり、斑に見えます。
葉の裏面には銀色の鱗片があって白緑色に見え、まばらに褐色の鱗片も混ざって斑に見えます。
また同様、花にやって来たハバチの姿も見ましたが、こちらは後で写真を拡大して見ると、花に隠れていた(たぶん)ハナグモに捕捉されていたのでした。
(画像はクリックで拡大します。)
開花時期は4月で、花後6~7月に赤い実がなります。
熟した実は美味しく食べられ、鳥も好物です。
普段は足元も悪い抜け道で、めったに人の通らない細道では、鳥も安心して食べられることでしょう。
なお、初夏に黄色の花を付け、秋に球形に近い実をつけるアキグミもあります。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヨトウガの卵( バラの葉裏に)(2021.05.23)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- フタテンアツバ、不明のガ、アカハラゴマダラヒトリ(2021.05.20)
「植物」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヘメロカリス開花/ 明日(5/26)は皆既月食(2021.05.25)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- バラシロヒメハマキ/不明のハモグリガ幼虫(2021.05.14)
コメント