アリグモ(♀)
アリグモ(ハエトリグモ科):
4月下旬、晴れた日中の公園で。
周囲にアリもいるエゴノキ幼木の、葉の上を徘徊している姿を見かけて写真撮り。
●”老眼”には、クロアリの一匹かと思ったのですが、デジカメ画像を拡大してみて、ハエトリグモ仲間の特徴である”双眼鏡”のような正面の2個の大目玉を確認し、アリグモとわかりました。
葉の裏表、また葉から葉へと忙しく歩き回って行くのを追っかけ。
なお大顎がないので♀の個体のようです。
そして突然ツーッと糸を引いて地面に下り、枯れ葉の間を歩いていましたが、すぐに姿を見失いました。
しばらくしてまた突然、同じ個体かどうかわかりませんが、同じ葉上に姿を現した個体は獲物を捕らえていました。
原画像を見ると、”獲物”の腹端に糸イボが確認できるので、アリではなく同類のクモをとらえた”共食い”のようでした。
※大きさ(上顎除く体長♀7~8mm、♂5~6mm)。オスは、大きな上顎を持つ。
樹上もしくは葉上で良く見られます。
出現時期は4~8月、分布は本州、四国、九州。
| 固定リンク
「動物」カテゴリの記事
- 今朝の残月/カラス(2021.02.09)
- 何事もなく終わる11月の自然の片隅で;半影月食を伴う満月(2020.11.30)
- カナヘビの子供(再び)(2020.08.13)
- アマガエル、クサギカメムシ4齢幼、カナヘビ子供など(2020.07.30)
- トクサオカチョウジガイ(2020.07.24)
コメント